最先端の技術と設備が生み出すナガラの金型Mold
創業当時から一貫生産を行ってきたナガラの金型設計・製造。
お客様のあらゆるニーズに完全にお応えするために経験豊富な熟練した技術と最先端の設備を融合させ、世界でもトップレベルのクオリティを実現しています。
設計部門では効率的な製造を行うための設計だけでなく、新しい金型形状の開発やCADデータの変換プログラムの開発などの技術開発が行われています。また製造部門ではより効率的な加工を実現すべく、TQCの向上を目指した開発・改善が行われています。
金型とは
プレス金型(上型)
プレス金型(下型)
金型は、現代のものづくりにおいて大量生産に欠かせない部品です。
ナガラの主力事業でもあるプレス金型は、鉄板一枚をさまざまな形状へと変形させます。その範囲は自動車のボディーや電化製品の骨格、蚊取り線香の金具に渡るまで多種多様な部品の生産に使用されています。
現在ではミクロン・オーダーの高精度な金型を作り上げる技術が求められており、金型の品質が製品の良し悪しを左右します。同じ設備であってもお客様の厳しい要求に応えられる技術が無ければ高品質な金型を製造することはできません。
ナガラでは、1980年の創業から35年以上培ってきた金型製作技術に関するノウハウと、それを蓄積、継承する技術者の質の高さにおいて世界でもトップレベルの実力を持っています。そのため世界各国から技術指導や品質管理など、技術支援の依頼も承っています。
金型設計・製造の流れ
1事前打合せ・ご提案
お客様から依頼された部品を量産するために必要な金型の工程・型数、製作日程、製作費用等を検討し、提案を行います。また取引先のメーカーと社内との橋渡しを行っています。
2生産準備
金型製作を行う前に3Dシミュレーションによって一枚の鉄板を成形していく過程をシミュレートします。
問題なく鉄板が成形できるか(シワが発生しないか、ワレが発生しないか、等)を事前に検討します。この部門によって、金型製作において補正時間を大きく省くことが出来ます。
3設計
部品を成形するために必要な金型を2D、3Dで製図していきます。
4プログラム(CAM)・機械加工
金型を製作するための工作機械用プログラムを作成します。工作機械を使って切削していきます。
5仕上げ(組付)
機械加工から出来上がった金型を組付け、実際に試し打ちを行います。プレスした製品に歪み・シワ・ワレなどが無いか、お客様の求めている精度が出ているかチェックします。